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レスキューとは、疼痛管理において、徐放製剤に追加して即効性の高い速放製剤を追加投与することである。突発性の痛みからの救出という意味でこう呼ばれる。常用の薬とは別の処方がされ、患者自身で管理される。経口のみならず、注射や坐剤の場合もある。レスキュードーズとはその服用である。 ==概要== レスキューを経口で服用する場合は、速放性の薬を用いる〔余宮きのみ著『がん疼痛緩和の薬がわかる本』医学書院、2013年。80-86頁。〕。がんの疼痛を抑える場合、持続する痛みを1日中抑える目的の「基礎となる鎮痛薬」のみならず、突発痛(incident pain)に対する「臨時の速効性の鎮痛薬」を、患者の判断ですぐに服用できるよう、処方しておくことが大事である。突発痛が次々に押し寄せてくるような時期はもちろん、基礎的な鎮痛剤だけで痛みが緩和できている場合でも、いつ突発痛が来るかわからないので、別途処方による臨時の速効性の鎮痛薬は不可欠である。上手に利用するには、痛みが出始めたら早めに服用するようにすることである。特に侵害受容性疼痛が主な要因となる疼痛に対抗するために、長時間安定した鎮痛効果を発揮する製剤と、速効性の製剤の頓服を組み合わせる必要がある〔 『癌疼痛に対する麻薬性鎮痛剤の処方 第6版 』、2003年。(東京薬科大学薬学部内の自己公表された資料、また最新版でもない)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レスキュー (緩和医療)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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